外科・手術の医療過誤

私たちレンジャー医療部は、外科全般(消化器、呼吸器、泌尿器、心臓血管、乳腺、甲状腺等)の医療過誤問題の解決に取り組んでいます。

いかなる外科的手術にもリスクがあり、医療従事者の過誤によって適切な医療行為が提供されなかった場合、患者に傷害や死亡などの重大な結果をもたらす可能性があります。例え患者が権利放棄書に署名していても、医療従事者は病院の規則と手術手順を厳守して、患者に被害がおよばず手術が円滑に行われるよう適切に処置しなければなりません。
そして求められる水準の医療行為が提供できなかった結果として患者に損害を与えた場合、医療従事者は損害賠償の責任を負います。

例えば、以下の項目に疑わしい点がある場合、医療過誤の可能性があります。

  • 適切な手術計画が立てられていましたか?
  • 医療従事者はリスクにつながる患者の病歴等を適切に認識していましたか?
  • 誤診により不要な手術を実施しませんでしたか?
  • 感染を防ぐための滅菌された衛生環境下で行われましたか?
  • 間違った手順で手術を行っていませんでしたか?
  • 体の間違った部分に手術を行いませんでしたか?
  • 手術器具の不注意な使用により、動脈、臓器、または神経等を傷つけませんでしたか?
  • 手術腔内にクランプ、スポンジ、タオルなどの異物を残置されていませんでしたか?
  • 手術が不必要に遅れたために、合併症を引き起こしませんでしたか?
  • 緊急時に適切な措置が行われましたか?
  • 手術後の回復期間は適切に監視されていましたか?
  • 退院時期は早すぎませんでしたか?
  • 手術に関係する医療従事者全員が適切に業務を遂行しましたか?

医療過誤が疑われる場合、レンジャー医療部の弁護士は、患者やご遺族に代わって真実を解明し、責任を追求します。そして医療過誤によって患者や家族が損害を被った場合、患者はその損害に対して下記のような補償を受ける権利があります。

請求できる賠償項目

  • 現在および将来の医療費
  • 将来の障害を緩和するためにかかる費用
  • 期間中に損失した収入と将来損失する収入
  • 痛みや精神的苦痛に対する賠償金(慰謝料)
  • 将来の生活補助費
  • 医療過誤を原因として発生した過去と将来にわたる交通費

レンジャー医療部の弁護士は、医療過誤の被害に遭われた方の未来を取り戻すべく真実を究明し、必要とあらば相手方に対して臆することなくその責任を追求します。医療過誤が疑われる場合は、ご不安を抱え込まずに、私たちにお話をお聞かせください。