歯科の医療過誤

私たちレンジャー医療部は、歯科の医療過誤問題の解決に対応しています。

歯科医師が提供する医療行為が標準的な水準に達していない場合や、歯科医師のミスや怠慢によって患者が不適切な歯科治療を受けた場合、患者は傷害を負ったり、最悪の場合、死亡の原因となる場合があります。このような場合、患者は被った損害に対し、損害賠償請求を行うことができます。

以下の項目に疑わしい点がある場合、歯科における医療過誤の可能性が示唆されます。

  • 歯科医師は適切にレントゲン検査を行っていましたか?
  • 歯科医師はレントゲンの結果を適切に診断できていましたか?
  • 歯科医師は歯周病、口腔がん、顎関節症などを見落としていませんでしたか?
  • 不適切な抜歯により顎関節障害、神経切断、顎骨折を引き起していませんでしたか?
  • 治療により感染症などの合併症を引き起こしませんでしたか?
  • 不適切な麻酔の投与により副作用が生じませんでしたか?
  • 歯科衛生士や従業員による不適切な処置により傷害を負いませんでしたか?
  • 不適切な歯科インプラント治療により合併症を引き起こしませんでしたか?

医療過誤が示唆される場合、レンジャー医療部の弁護士は、患者の負った傷害や死亡と、歯科医療の因果関係を調査・検証します。
歯科の医療過誤により患者が被害を被ったことが判明した場合、私たちは歯科医師、歯科医院等に対して、患者が被った損害賠償請求を行うことができます。

請求できる賠償項目

  • 現在および将来の医療費
  • 将来の障害を緩和するためにかかる費用
  • 期間中に損失した収入と将来損失する収入
  • 痛みや精神的苦痛に対する賠償金(慰謝料)
  • 将来の生活補助費
  • 医療過誤を原因として発生した過去と将来にわたる交通費

歯科の医療過誤訴訟の現状

歯科の場合、患者が死亡するか重篤な後遺症をもたらすような傷害を負い、歯科医療がその原因となったことを立証できる場合を除き、例え賠償金を得られたとしても、取るに足らない金額になる可能性があります。獲得した賠償金から裁判費用や弁護士費用を差し引くと、ほとんどまたは全くお金が残らない、あるいは出費の方が多くなる場合があります。
ヒアリングや調査の段階で、法的に主張していくことがご相談者様のメリットにならないと思われる場合は、受任いたしかねる場合があることをご了承ください。