医療介護事故

私たちレンジャー医療部は、医療介護事故の問題解決に取り組んでいます。

高齢化が進む現在、病院や老人ホームなど介護の現場における医療過誤や介護過誤に起因する事故が増えています。
また、介護士による不適切な対応や虐待が取りざたされる事件も表面化しており、もはや社会的な問題となっている状況とも言えます。
高齢者の場合、加齢による変化と誤認されたり、認知症などで被害者本人が声をあげることができないこともあるため、被害が発覚しないまま長期間苦しみ続け、容態の急変や急死に至って初めてトラブルの存在が明らかになることもあります。

以下の項目に疑わしい点がある場合は、医療過誤や不適切な介護、虐待の可能性が示唆されます。

  • 食事は適切に与えられていましたか?
  • 入浴や歯磨きなどの衛生管理は適切に行われていましたか?
  • 病気に対する医療行為の提供が適切に行われていましたか?
  • 必要な吸痰を怠ったために、痰を詰まらせませんでしたか?
  • 喉に食事や薬を詰まらせませんでしたか?
  • 介助が必要な患者・入所者を一人で歩かせて転倒などの事故を引き起こしませんでしたか?
  • 叩く、蹴る、拘束などの身体的虐待を受けていませんでしたか?
  • 性的虐待を受けていませんでしたか?
  • 暴言や人格否定、脅迫など心理的虐待を受けていませんでしたか?
  • お金が盗まれる、金銭と引き換えでケアするなどの財政的虐待を受けていませんでしたか?
  • 無視されるなどのネグレクトの被害を受けていませんでしたか?

医療過誤や不適切な介護や虐待の疑いが示唆される場合は、レンジャー医療部の弁護士が、患者・入所者の死亡や傷害と医療介護の因果関係を調査・検証します。
医療介護事故により、患者・入所者が被害を被ったことが判明した場合、私たちは医師、介護師、病院、老人ホーム等に対して、患者や入所者とその家族が被った損害賠償請求を行うことができます。

請求できる賠償項目

  • 現在および将来の医療費
  • 将来の障害を緩和するためにかかる費用
  • 痛みや精神的苦痛に対する賠償金(慰謝料)
  • 将来の生活補助費
  • 医療過誤を原因として発生した過去と将来にわたる交通費

レンジャー医療部の医療弁護士は、医療過誤の被害に遭われた方の未来を取り戻すべく真実を究明し、必要とあらば相手方に対して臆することなくその責任を追求します。医療過誤が疑われる場合は、ご不安を抱え込まずに、私たちにお話をお聞かせください。